初参加のコミケで得た発見
溢れる熱気に刺激される空間だった。
ここでいう熱気というのは、暑さではなく熱意の事。
コミケは運営の人、本やCDを作って売る人、買う人の3種類の人が居る。
それぞれの行動は違うものの、醸し出している熱気は共通して物凄いエネルギーだった。
全員共通の熱気は、コミケでしか発生しないエネルギーだ。
唯一無二の空間にハマり、暑さが辛くても居心地の良さを感じる人も居るのだろう。
数十年に亘り参加を続ける強者が居る事も頷ける。
また、好きな事を隠さず全身で表現出来る事も魅力的な空間だと感じた。
年齢や社会の目を気にせず、日常ではオープンに出来ない趣味を全身で表現し、共通の話題を持つ人同士で盛り上がれる空間としても、コミケが唯一無二だろう。
好きな事を公言して何が悪い!?の堂々としたスタンスも素敵だと思った。
他の発見としては、アニメや漫画以外のモノが多数売られている事。
実際のコミケは料理や旅行の本など、私のコミケのイメージとは異なる本も大量に置かれていた。
ビッグサイトをくまなく探せば、精神障害者の仕事に関する本も売られていたのかもしれない。
私の心体であの人混みを回る事は無理があったが。
熱気や雰囲気など現場に行かなければ発見が多く、コミケに行って良かったと思う。
昨日に行ったのが突発だった事も有り、飲み物以外は買わなかったため、次回行く事があれば事前に調べて何か買いたいところ。
懸念していた体力不足は、昼前に帰ったのでどうにかなった。
昼前は帰りのりんかい線も混んでいなかった。
いつもと同じ時間に寝て起きた現在、疲れは残っているように感じない。
意外な事に、対人不安も症状が特に出なかった。
会場から溢れる熱気に意識が集中し、対人不安に頭が回っていなかったのかもしれない。
これを応用すれば、精神障害者の症状改善策が確立出来るのではないか。