精神障害者の就活、仕事記

精神障害者の就活体験談や仕事の話、アイデアを発信します。2019年4月より毎日記事をアップしております。

自社の社員は味方ではなく敵

 障害者採用で入社する際、社員は全員敵と思っておくべきだった話。

何度か当ブログで書いたとおり、仕事中に「障害のせいにするな」と言われ、泣いたりHAいた日があった。

そのトラブルが人事部の障害者採用担当(以下、障害者担当)に報告されていなかった。

 契約更新拒否を告げられた後、障害者担当に泣いた件HAいた件を話したら、

初耳だよ」と驚かれた。

その反応を見て私も驚かされた。

 

 私が泣いたりHAいた事を上司が人事部に黙っていた理由は、以下のように上司が考えたためだろう。

.障害者の扱い方をありのまま話したら人事評価のマイナス要素になり得る

.泣いたりHAいた件を詳しく聞くために「上司・私・障害者担当で面談」の場を設けられたら、仕事が増えて面倒

 特に1が大きな理由だと思っている。

 人事評価の仕組みを詳しく知らないが、”上司の障害者の扱い方にも非があった”と人事部が見なせば、何かしら上司の評価にマイナスが付くのかもしれない。

マイナス評価がつく可能性を消しておくために、黙っていたと考えられる。

 上司を半年間見た中で感じたのが、出世願望の高さ

出世を妨げ得る事実は、全て絶っておきたいのだろう。

 

 2は、上司のスケジュールがほぼ毎日埋まっている事から考えた。

面倒ごとを増やしたくない気持ちは分かるが、都合の悪い話だけ隠された事が非常に不快だ。

同時に、自分が損をしないために他人に損を押し付ける全て他人のせいにする)事が会社員の生き方で有効なのだと感じた。

 

 ただ、仮に上司が隠さずに伝えていたとしても、半年で解雇の現実は変わらないと思う。

上司が「全ての非は障害者に有る。私達は障害者の扱いで何も悪い事はしていない。

というスタンスで、障害者担当が鵜呑みにしているためだ。

” 障害者側の話は聞かず、いきなり解雇を伝えてきた”ので、最初から障害者側の話など契約更新には関係しない

 

 この経験から、一見味方に思える自社の社員も全員が敵と思った方が良いのかもしれない。

コイツらは全員敵だ」と予め捉えていた方が、ショックも抑えられる。

今後の人生で活かせる教訓になるはず。

 この上司や障害者担当の事例は、社員数が1万人超えの古いメーカーでの実例。

社名は公開しても別に良いのだが、念のために現状ネット上では伏せておく。