精神障害者の就活、仕事記

精神障害者の就活体験談や仕事の話、アイデアを発信します。2019年4月より毎日記事をアップしております。

「求める人材:能動的」のパッとしない感

 募集要項の求める人材欄でお馴染みの文言。

受け身ではなく能動的に動ける方

受け身・能動的と表現されてなくても、ほぼ同じ意味合いの文言も多い。

特に新卒採用で多く見掛ける。

 それを見るたびに、「何と単純なのだろう」と思う。

当記事の最後に書いたが、

面接官が何をもって能動的と判断するの?

というツッコミどころもある。

 

 私としては、雇われの仕事で真の意味で能動的に動く事など出来ない。

以下のように、単なる金稼ぎなためだ。

・雇われて働く本質的な理由は、生きるための金稼ぎ。それ以上でも以下でもない。

働く行為自体が目的ではない。労働の対価を目的にして雇われる。

・会社が損失しても私が死ぬ訳ではない

 
担当業務でいっぱいいっぱいで、能動的に動く余裕が無い 

 「雇われの身での仕事」になると、絶対に受け身体制になる。

というより、

目の前の仕事を終わらせるだけで精一杯で、能動的に動く余裕が無い』

と言った方が正しい。

 

 能動的な部分を挙げるとすれば、『自分の仕事が早く終わる工夫をする』くらいか。

その工夫をするのも自分のために能動的にやっている事だ。 

 組織のためを思って工夫した訳ではないため、真の意味で能動的とは言えない。

そうなると、真の意味で能動的に動く雇われ社員など、ごく少数ではないか。

 

「真の意味で能動的に動ける」人種の考察

 役員など雇われの身ではない社員を除いて、『真の意味で能動的に動ける』人は、

仕事そのものが好き残業代申請をしなくても長時間の残業を厭わない

ような人間だろうか。

実在しそうだが、その手の人間は自分だけ長時間のサビ残をすれば良い。

私がサビ残を要請されたら、スマートフォンの録音アプリで発言を全て録音し、労基署へ向かう

 

 

 

面接では「私は能動的です」と言わなければならない

 勿論、選考では「受け身の姿勢になる部分もあります」と正直には言えない

面接時だけでもお茶を濁して能動的マンを取り繕らなければならない。

 新卒採用の場合は『所属サークルで~を積極的に提案しました』など、能動的アピールをする学生も多いだろう。

だが、私としては

サークルで能動的 ≠ 金稼ぎ目的の仕事でも能動的

と思う。

面接官はサークルと同様に能動的に仕事をするとなぜ考えるのか謎。