内定=価値観が合うかのクジ引き?
障害者採用の就活で感じたことは、精神障害者はコミュニケーション能力で100点を取ることが必須。
商社グループの福利厚生を担う会社の面接で強く実感した。
そこの障害者採用者の担当業務は、各種申請書の確認業務。
似た業務の経験が有り、面接の受け答えも自分では問題無かったため、一次面接は通過出来ると思った。
しかし、結果は不合格。
選考を仲介してくれたエージェントによると、
細かいことも面接で詳細を聞いてきて、入社後のコミュニケーションに不安がある
とのこと。
これまでの仕事で
『仕事で間違いを防ぐために細かいことも確認』
することを求められ、徹底したが、それをこの会社では
「自社内のコミュニケーションに不安」
と捉えるようだ。
この捉え方は私には衝撃的だった。
コミュニケーション能力の採点基準は会社や人事担当者により異なるのに、コミュニケーションの価値観が一致し100点を取るのは低確率だろう。
真の不採用理由は他にあるのかもしれない。
しかし、ハッキリと言われた
「細かいことも面接で詳細を聞いてきて、入社後のコミュニケーションに不安がある」
ことは、修正するのが難しい。
私の個性を変えることも無理だ。
更に、私の仕事の心構えで不採用にする企業かどうかなど、事前に分かるはずがない。
受け入れて企業が見つかるまで、長く就活を続けるしかないのか。
障害者採用の就活を開始して、そろそろ半年が経つ。
不採用連絡に心が疲れてしまったが、まだまだ戦いは続きそうだ。