精神障害者の就活、仕事記

精神障害者の就活体験談や仕事の話、アイデアを発信します。2019年4月より毎日記事をアップしております。

内定=価値観が合うかのクジ引き?

障害者採用の就活で感じたことは、精神障害者はコミュニケーション能力で100点を取ることが必須。

 

商社グループの福利厚生を担う会社の面接で強く実感した。

 

 

そこの障害者採用者の担当業務は、各種申請書の確認業務。

似た業務の経験が有り、面接の受け答えも自分では問題無かったため、一次面接は通過出来ると思った。

 

しかし、結果は不合格。

選考を仲介してくれたエージェントによると、

 

細かいことも面接で詳細を聞いてきて、入社後のコミュニケーションに不安がある

 

とのこと。

 

これまでの仕事で

 

『仕事で間違いを防ぐために細かいことも確認』

 

することを求められ、徹底したが、それをこの会社では

「自社内のコミュニケーションに不安」

と捉えるようだ。

この捉え方は私には衝撃的だった。

 

 

コミュニケーション能力の採点基準は会社や人事担当者により異なるのに、コミュニケーションの価値観が一致し100点を取るのは低確率だろう。

 

真の不採用理由は他にあるのかもしれない。

しかし、ハッキリと言われた

「細かいことも面接で詳細を聞いてきて、入社後のコミュニケーションに不安がある」

ことは、修正するのが難しい。

私の個性を変えることも無理だ。

 

 

更に、私の仕事の心構えで不採用にする企業かどうかなど、事前に分かるはずがない。

受け入れて企業が見つかるまで、長く就活を続けるしかないのか。

 

障害者採用の就活を開始して、そろそろ半年が経つ。

不採用連絡に心が疲れてしまったが、まだまだ戦いは続きそうだ。