面接では伝えなかった素の能力がバレていく

　選考で等身大の自分を伝えていたら不採用になっていただろう。

仕事が忙しくなるに連れて、私の素の能力が露わ（あらわ）になってきた。

日々化けの皮が剥がれていく。

仕事の処理速度など能力だけでなく、所属課のコミュニケーションが上手くいかない面も問題。

採用した人達からすれば、面接で受けたコミュニケーション能力の印象と異なり、現状ほど悲惨な事は想定外なのかもしれない。

　就活サイトでは「選考ではありのままの自分を伝えよう」など書かれているが、それは就職先に困らないスキルを持つ人に限った話だと思う。

障害者採用でも同じ事が言える。

経験上、私のスキルや障害をありのままを伝えると不採用が大半。

当たり前かもしれないが、組織で働くためには、障害者であろうと能力・体調の両方が相手の求めるレベルに達している事が必須。

　採用面接でこのような能力を隠さずに伝えていたら、現在の会社で働く事は無かっただろう。

最も、どの程度まで仕事についていけるか・コミュニケーションが出来ないか、

実際の仕事をやってみないと自分でも分からない面もあるが。

　余談だが「あらわになる」を変換すると、「露わ・顕」の2種類が出たので、違いも調べてみた。

・「露」は隠されていたものがさらけ出されること
・「顕」ははっきりとあきらかになること