日本マイクロソフト障害者採用の選考
日本マイクロソフトでは、障害者を対象にしたITラーニングプログラムを実施している。
当記事で本プログラムの概要と選考の体験記を書く。
最も言いたい事は、品川駅まで通勤可能な障害者は全員エントリーすべき。
私は一次面接で敗退だった。
ITラーニングプログラムのHPはこちら↓
ITラーニングプログラムの概要
●最長2年間、学習をしながら給料を貰えるプログラム。
・月給20万円×12ヶ月=年収240万円。契約社員採用。
・1年目は月水金の週3日出社。火木は自宅学習。
・2年目は週4日出社。学習内容によって週5日出社する事もある。
・出社時間はラッシュの時間を外せる。
・2年間のプログラム受講終了後も、社内で人手不足な部署があれば、サポート職の契約社員として雇用継続の可能性有り。
・~期生など、数年前から毎年募集している模様。
●WordやExcelなどオフィスソフトの基礎から学習する。
・本プログラムを通じてMOSを受験できる(無料で受験出来るかは失念)
・プログラミングやサーバ、ネットワークなどソフトとハードの基礎も学習。
●2年目からは、就職活動の練習もプログラム内で実施される。
・プログラムで学んだ経験を活かせる仕事を紹介してもらえる。
●参加者の障害の種類を幅広くしようとしている?
覚えている範囲だけで、このような特徴が有る。
見ての通り、神がかったプログラムだ。
2019年8月に週休3日を実施するなど、日本マイクロソフトの取り組みには驚かされるばかり。
選考
障害者採用情報サイトからエントリー → メールで履歴書・職務経歴書を送付 → 書類選考 → 1次面接 → 2次面接+健康診断 → 内定
私はクローバーナビからエントリーした。
クローバーナビのHPはこちら↓
エントリーからすぐにメールで書類送付のお願いを伝えられ、書類送付後もすぐに面接の案内が来た。
書類送付後の面接案内があまりにも早かったため、「1次面接は全通なのでは?」と思った。
1次面接
品川駅の港南口から直結の日本マイクロソフトのビル内で行われる。
面接官は2名(うち1名は東京にいらっしゃらず、スカイプを繋いでの面接)。
面接の前に、ITラーニングプログラムの説明が50分ほど有る。
合計時間は約1時間20分。
1次面接では以下の事を聞かれた。
・ITラーニングプログラムに応募した理由、目標
・障害の内容、配慮事項
・品川駅まで通勤できる?
・就職するために勉強している事はある?
経験上、 「勉強している事はある?」の質問は障害者採用でも割と聞かれる。
回答をしっかり準備しておきたい。
面接時の私は回答を用意していなかった事や、就活とアルバイトのみの生活だったため、上手く答えられなかった。
神がかったプログラムである事だけでなく、マイクロソフトの社員さんや他の障害者の方と時間を共にする機会を失った事が残念だ。
同社の社員さんからはオフィスソフトの操作方法だけでなく、教え方からも学ぶ事が多いだろう。
そして、障害者の方と共に頑張れる事も貴重だ。
私は障害者の方と一度も会話をした経験が無いため、同期の方から障害者としての生き方など、学ぶ事は多かっただろう。
私が面接を受けた期は、2019年5月16日が入社日となるようだ。
当プログラムに合格となった方々には頑張ってほしい。
2020年も同様に本プログラムを実施するそうなので、就活中の方は小まめにマイクロソフトの障害者採用ページを確認しよう。
※2020/1/18追記
ITラーニングプログラムの書類選考を通過する方法を考えた記事↓