精神障害者が長続きする職場
精神障害者の仕事が長続きするかどうかは『会社と担当業務が好きか』で変わってくると思う。
障害者採用で実際に働いて感じた事だ。
昨日の記事の最後に述べた話の続き。
私は相変わらず、直属の所属課メンバーとの会話が上手くいかない。
会話が成立しない要因は、以下の為だと自己分析をしている。
・業務以外の会話も含めて、何を言っているのか分からない。
・頭の回転が速い社員ばかりで会話速度に追いつけない。
これらの会話が 上手くいかない事で辛いのが、直接会話をしている相手だけでなく周囲の社員にも話を聞かれる点だ。
入社から100日近く経ってもこの状況なので、所属課の社員全員に蔑んだ目で見られているはず。
こうした職場で上手くいかない出来事が多く、出社するのが怖い心境の日は正直多い。
※参考
・蔑む:さげすむ(=貶む)
人格・能力などが劣った者、卑しい者としてばかにする。見下す。さげしむ。
それでも、現在の仕事は前向きな気持が勝っている。
仕事が辛くても、会社や開発製品・担当職務が好きな気持は今も変わらないためだと認識している。
出来る事なら、定年まで今の仕事を続けたいと思っている。
また、精神障害者は欠勤が多いらしいが、事前申請の有休以外に仕事を休んだ日は無い。
所属課のコミュニケーションが辛くても、会社が好きな気持ちが根底に有り、自然と会社に足が向かうのだろう。
そのため、精神障害者同志が長続きする仕事を探すには、
「事業内容や製品・会社の姿勢を好きだと思うか」で会社を選ぶ事が有効だろう。
出来れば仕事内容も希望通りにしたい所だが、障害者採用に多いオープンポジションでは、希望職種に就けないかもしれない。
希望通りの担当職に就ければラッキー程度に考え、会社自体を好きかどうかを仕事探しの第一に捉えるべき。
会計業務の経験が有れば、経験を活かせる経理部などに配属されやすくなるかもしれないが。