仕事の失敗理由を障害と言わない
誰も幸せにならない発言のためだ。
次の就職が決まったら徹底しようと思う。
前職で障害特性によるミスを起こした際に、原因を聞かれると「障害です」としか言いようがない状況があった。
そう答えると不快な『障害のせいにするな』が返ってくる。
障害のせいにするなと言ってくるのは、以下の理由が考えられる。
・「障害を甘えに活用している」と解釈している
・障害特性を上司も人事部も理解せずに私を採用した
甘えに活用していると捉えるのは、心底不快だった。
「障害を言い訳の材料にしていない」と言っても、信じる様子も無かった。
「障害による失敗が事実か?」は彼らにとってどーでも良く、どうやら障害がNGワードの人種らしい。
その後も不毛な会話が上司と続いたが、以下の状況から前進しなかった。
上司:失敗理由を障害と言えば良いと思っている事が気に入らない
私:単に失敗理由を報告したに過ぎず、他意は無い
この経験から、「失敗理由は障害です」は仕事で誰も幸せにならないと思った。
仕事の失敗時に障害以外の理由が思い当たらない時は、思考停止で「失敗してごめんなさい。以後注意します。」とだけ言えば良いだろう。
そうすれば、「コイツは失敗を障害のせいにする」云々の不毛な時間を削減できる。
会社員として雇われている身分、かつ障害者採用の非正社員という弱い立場だと、長く働くためには人事部や上司が望む形に合わせる事が必須要件なのだろう。
心にも無いことを言うのも仕事の一部という認識を持って、今後働こう。
また、対人恐怖により、会話を意図的に避けていた弊害で、
「事実をそのまま言うと相手が心証を悪くするかもしれない」
という会話の基本事項を失念していたのも、失敗点だ。
対人恐怖を言い訳にして逃げず、普段から会話機会を増やして練習しておきたい。